日暮日記

日々思う事を書いていきます。

シティーハンター感想・裸足の女優

シティーハンター原作版の感想です。少々辛口のところもあるかもしれません。

 

エピソード7・裸足の女優(第22〜28話・JC3〜4巻)

獠が護衛を依頼された映画女優は、自ら死を望み、海坊主という殺し屋を雇っていた……!!

シティーハンタージャンプより引用)

 

海坊主初登場の回です。

ヒロインの佐藤由美子は映画女優。そして海坊主に自分の殺人を依頼しているということで、劇中映画とリンクして話が進んでいきます。

恋人をなくして生きる気力を失っている人間、という人物はこの後も登場しますが、北条先生の好きなモチーフなんでしょうか。

色々な落とし方がありますが、この話ではかつての恋人をヒロインの死への願望に見立てて、「打て!」と獠がヒロイン自身で追い払うように諭しています。

というか、由美子が獠にかなり本気になっているように見えますが、この後どう別れたの?  と心配になります。007のボンドガールのようなイメージで描いたのかしら。

海坊主と獠のやり取りはかっこいいですね。朝食で買収されるのも良いです。

アクションで好きなのは焼け落ちる別荘から由美子を助け出すためにナイフを投げるところ。ナイフのアクションがいいですね。あと、アクションしている時も基本的に陽気な空気が漂っているのもいいです。最後もオチがついてたし(笑)