シティーハンター感想 栄光なきテンカウント
そんなわけで、シティーハンター絶賛再燃中につき、原作の感想をエピソードごとに書いていこうと思う。
並行してアニメも見ているが、アニメは好きな回のみということで。
ちなみに所々辛口だと思うので、苦手な方は回れ右をお願いいたします。
エピソード1.栄光なきテンカウント
あらすじ…対戦相手の策謀で殺されたボクサーの恋人が、復讐を依頼。獠は試合中の標的を狙う!!(シティーハンタージャンプより引用)
記念すべき第一回。
相棒は香ではなく槇村。しかし作中に香への言及がある。それだけでも嬉しいところ。
というか、香の紹介だけでなく、槇村のシスコンも描写してあって、うまい。
ガンの描写と生命保険料の金額に時代を感じる。
獠はスナイパーのような感じだが、スケベで女好きで気障で超一流の腕前というのが一話で描写されているのもすごい。
獠のセクハラにちゃんと制裁が入っているのも感心する。
そしてこの時はちゃんと嫌な奴が出て来ていたんだなと思う。
嫌な奴がそんなに出ないことが、いいのか悪いのかよくわからないが、少なくともシティーハンターの世界観を構築するひとつのピースだと思うので……。
今読んだら面白いと思うけど、当時のジャンプ購読層になんでこれあんまり受けなかったのかな……。